ステータス: 🟢 現役 最終更新: 2026-07-13 作成者: にしむら(学習キュレーター)
この章のゴール
第1章〜第6章で読んだ内容を、手を動かして定着させること。5つの実践課題、7問の理解度チェック、間隔をあけた復習プランで、知識を「読んで分かる」から「作れる・説明できる」に引き上げます。
実践課題
可能な範囲でクラウド版(Sandbox・2026年7月時点で無料)で実施してください。
課題1: 社内FAQチャットボット
クラウド版でチャットボットを新規作成し、「社内ヘルプデスク」として振る舞うプロンプトを書いて公開します。公開URLを実際に開き、別のタブや端末からも回答が返ることを確認してください。完了条件は、URLを知る人が使える状態になっていることです。(第2章)
課題2: 文章要約ワークフロー
Workflow型で、入力→処理→出力の3ノード構成の要約ツールを作ります。開始ノードで長文を受け取り、LLMノードで「3行に要約」、終了ノードで結果を返します。長さの違う3種類の文章で試し、いずれも3行に収まるかを確認してください。(第3章)
課題3: 自社文書QA(メイン課題)
手元のマニュアルや規程のPDFを1つ用意し、ナレッジに取り込んでQAボットに紐づけます。文書内にしか答えのない質問を3つ用意し、RAGありのボットと、ナレッジを外したLLM単体の両方に同じ質問をして回答を比較してください。差がどこに出るかをメモに残すと、RAGの効果が明確になります。(第4章)
課題4: 導入形態の意思決定メモ
自分(または想定する会社)にとって、クラウド版とセルフホスト版のどちらが適するかを、(1)始めやすさ・運用体制、(2)データ管理の要件、(3)コストと利用規模、の3軸で評価し、結論と理由を10行程度のメモにまとめてください。(第5章)
課題5: 改善1サイクル
課題1または課題3で作ったボットのログを開き、うまく答えられていない質問を1つ見つけます。原因が「プロンプト」か「ナレッジ」かを切り分け、該当箇所を修正し、同じ質問で再テストして改善を確認してください。何を直して結果がどう変わったかを記録します。(第6章)
理解度チェック
- Difyを1文で説明してください。
- クラウド版でチャットボットを外部から使える状態にする最後の操作は何ですか。
- ワークフローで「1ノード1役割」を勧める理由を1つ挙げてください。
- RAGが自社文書に答えられる理由を説明してください。
- 運用体制がない会社にクラウド版を勧める理由を1つ挙げてください。
- LLMOpsの改善サイクルを4ステップで書いてください。
- Difyのライセンスに関して、商用利用で注意すべき点は何ですか。
(解答の目安: 1=第1章、2=第2章、3=第3章、4=第4章、5=第5章、6=第6章、7=第5章および 08-faq.md を参照)
復習プラン
- 翌日:
00-orientation.mdの用語集8語を見ずに説明できるか口頭で確認する。曖昧な語は該当章を読み直す - 3日後: 実践課題1(FAQチャットボット)を作り直し、公開URLを出す。手順が身についたか確認
- 1週間後: 実践課題3(自社文書QA)をRAGあり・なしで比較し、差を言語化する
- 2週間後: 実践課題5(改善1サイクル)を別の質問で実施し、プロンプト改善とナレッジ改善を切り分ける
- 1ヶ月後: 第5章の比較表を見ずに、クラウドとセルフホストの選択基準を3軸で説明する
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08-faq.md— よくある質問・まとめ・参考情報源